プレシジョンベース(プレベ)のコスパについて考察

「プレベことプレシジョンベースのコスパってどんなもんなの?」

あなたも一度は考えたことがあるのではないでしょうか。

それについて今回は管理人の考察を交えつつわちゃわちゃ話していこうと思います。

 

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『コスパ』と一口に言っても、

「サオ一本でどれだけの表現をさせることができるのか?」とか

「各エフェクターを沢山買い込まなきゃいけないのか?」とか

要素は様々ありますけど、

 

ここでは直アン状態でのプレベの音質的な特徴だとか、

それに基づいた『買いかどうか?』って話しをしていきますね。

 

まず、(というかほぼ結論なんですが・・・)コスパの善し悪しというのは、

ぶっちゃけどんなジャンルの音楽をやるかによって全然変わってきます。

そして、色々なジャンルの音楽をバランスよく取り入れたいってベーシストには

あまりプレシジョンベースっていうのはおすすめできません。

 

音質的なクセがひときわ強いベースなので、

オールジャンル対応型ベースとしては使えないと思います。

やっているうちに、どこかで頭打ちを痛感するでしょう。

 

どんなにエフェクターとかアンプのツマミで調整しようとしても

個性抜群なプレベの音になってしまいます。絶対に。

そういう意味ではサウンドメイキングの幅はそこまで広くはありません。

 

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プレベの音が最もハマる音楽といえば、やはりストレートなロックンロール。

 

4カウントから始まる疾走感のあるガレージなどのロックミュージックや

ザ・ブルーハーツとかセックス・ピストルズに代表されるような、

初期パンクを彷彿とさせるブリブリ系の音楽をあなたがやりたいのならば

コスパ最強だと言えるでしょう。(他に繋ぐものを買わないでいいからね!)

直アンで爆音で鳴らすのが最も間違いないってベースなので。

 

で、これは余談であり、本当に解釈が様々ですが、

シューゲイザーとかポストロック、そういったある種の小賢しい音楽。

ああいうのにもあまり向かないかなー?っていうのが個人的見解です。

 

エフェクターを繋いで繋いで・・・ってやるのなら

ジャズベースでやった方が無難って気がしています。

実際、歪み系でも空間系でもエフェクターの効果を殺すことなく

最大限発揮させるならジャズベから噛ませる方がいい気がする。

 

・・・あ。

あくまで本当に個人的にですよ?

 

ついでに言ってしまうと、

スラップを基調とするようなファンキーなプレイにも

ジャズベを使う方が無難だって気がしますね。

 

ジャズベが低域と高域に旨みがある、ドンシャリな鳴りをするのに対して、

プレベはどうしても中低域が前に出てくる特徴がありますからね。

(それがブリブリしたプレシジョン特有な音の正体でもあるわけだし)

そういう意味で、スラップを打ちまくるのでしたら、

ジャズベースを使った方がやはり『無難』であると言えるでしょう。

 

とは言え、プレベでバシバシとスラップを打ってくるベーシストも少なくないですし

これも人それぞれの音の好みによって変わってきますから一概には言えませんけど。

 

「ピック弾きでアン直でゴリゴリなベースプレイをしたい!」

そういうベーシストさんには、この上なくコスパ最強!と言えると思います。

この辺りの話しもけっこう面白そうなので、次回以降また書いてみようかな?

 

下記の一本とか、スタンダード中のスタンダードってこともあり

「ああー。これぞプレシジョンベースだな」って音が鳴るので

弾いていてかなりおもしろいと思いますよ。

 

⇒フェンダー USA プレシジョンベース American Vintage Faded Sonic Blue ’63

 

 

 

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