ベース初心者にとって、
ベース選びはなかなか緊張する場面の一つではないでしょうか?
楽器の特性上、ギター以上に
ある意味シビアに選択しなければならない。
それがベースという楽器です。
『これからベースを始めよう』という人。
あるいは、『学生の期間だけバンドをするつもり』とか
『続けるかどうかは分からないけど、とりあえずやってみよう』
種々様々な初心者さんがいると思いますが、
とくに好きなベーシストがいるとか、
そのベーシストの使用モデルをぶら下げてステージに立ちたい!
そういう要望があれば、そちらを優先させてもいいでしょう。
ESP系のベースを使用しているミュージシャンは少なくないですし
Edwards(エドワーズ)とかGrass Roots(グラスルーツ)とかの
廉価版ブランドから発売されているシグネチャーモデルであれば
10万円をがっつり下回る値段で
好きなベーシストになったつもりで楽しく練習できると思いますし。
初心者さんにとって最も重要なのはモチベーションだったりするので。。。
(まあ、エドワーズはともかく、グラスルーツになっちゃうと
音色や弾き心地の良さなどもある程度は”廉価版なり”になるのは仕方ないです。)
で、今回は、
『そういう、特に好きなベーシストは特に今のところまだいない』
『ただ純粋に、初心者におすすめのベースを教えて欲しい』
そういう人へ向けて書く記事になります。
常々書いてきたように、
単純に同じような安めの価格帯から一本を選ぶとしたら
僕は間違いなく
LAKLAND(レイクランド)のSKシリーズをおすすめするのですが、
これはSKが10万やそこらのモデルにしては
他のメーカーが出しているそれらと比べて遥かにコスパがいいよね!
という点を強調しているのですが、
これまた常々書いてきたように、
レイクランドって誰が弾いてもイイ音がしてしまいます。
・・・と書くと、『なら、それでいいじゃん』な話だけれども、
初心者だからこそ、ピッキングの細かなニュアンスだとか
弦をどの程度の力の強さで押さえたら、音色がどう変化するのか?
そういう部分を大切にするべきって気がするんですよね。
そういう意味じゃ『自分は今、上手く弾けてる』という錯覚を起こさない為にも
(自信を持つことは良いことだけど、過信は良くないからね。)
別のベースメーカーを触ってみるのが適当なんじゃないか?
と、思う訳です。
・・・だし、冒頭に挙げたように『ベース初心者』
と一口に言っても、その形態は種々様々です。
たとえば、『学生の期間だけバンドをするつもり』とか
『続けるかどうかは分からないけど、とりあえずやってみよう』なんて人に
レイクランドSKの4-94みたいな
10万円以上するベースっていうのは敷居が高いと思いまして。。。
そこでおすすめしたいのが、
フェンダージャパンのジャズベースです。
まあベタっちゃベタだけど、やっぱり鉄板かなと。
まず価格で言えば、
先に挙げたレイクランドSKの半分くらいのお金で買えます。
そして音色という面でも、
ハズレを引かされるということがまずないと思っていいです。
どのモデルを手に入れても、そこそこの音が出ます。
(その代わり、大当たりを引くことも滅多にないけど。。。)
その辺の怪しげなメーカーとは違い、ただ安いだけじゃなくて、
ピッチも弾き心地などもしっかりと作り込まれています。
で、これが決定打なんですけど、
ピッキングのニュアンスなどが音に反映されやすいです。
つまり、ヘタクソが弾いたらヘタクソな音になるってこと。笑
でもね、初心者だからこそ、
こういう『正直な音を鳴らすベース』を手にすることが
上達への近道だと思うんですよ。
なにより価格も安いし、
『これからベースを始める初心者』にとって
持っておいて損をすることはない一本なのではないかと。
参考にしてみてくださいね!
フェンダージャパン・JB-STD 3-Tone Sunburst (3TS)の詳細はコチラ
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