先日、久しぶりにレイクランドのSL55-94のDXを弾いてのですが、
(普段は4-94がメイン機なので)
一番低い音である、五弦の開放をドーンと鳴らしただけで、
「ああー・・・やっぱりスゴイなあ」と、圧倒させられてしまいました。
レイクランドを使っているベーシストって、
シグネチャーモデルをリリースされている方だけでも
海外だとジョー・オズボーン、
国内だとTETSUYAさんや向井秀和さん(ひなっち)など
と、超絶テクのプレイヤーが多いことで有名なんですが、
やっぱり音質について言うなら、他の追随を本当に許さないほど優れています。
で、
冒頭にお話しした、SL55-94DXなんですけれど
正直言って、五弦ベースの五弦開放を
ボーンと鳴らすだけで勝負は決まってしまいます。
だいたいのベースって、音の輪郭が埋もれるような印象を受けるというか
「ああー、めっちゃ低い音だなー。」くらいの印象しか受けないとうか。。。
僕のような特別でも何でもない一般人が搭載している耳だと
いちばん低い音に近づくにつれて、
音感的な部分での正確性が薄れて聴こえてしまうんですが。
55-94のなにがスゴイって音階がどんなに低くなっても、
音の輪郭がちっともブレないんですよね。
五弦の開放なら、しっかりと纏められて束ねられた、Bっていう音階が
あくまで音階としてしっかり伝わってくれる。
なかなかね、体感的な音階としてこれを実現してくれるベースって少ないんです。
他の多くの五弦ベースが、五弦開放を単音で弾くと
音程まではボヤけるんですよね、どうしても。特にアクティブベースなんかは。
「低い音が鳴ってる」以上に、その音階を音程的に認識できない。
そこがやっぱり大きな違いなんですよね。
どのポジションで、どの音を弾いても、
芯の太い、どっしりとした、そのキャラクターがちゃんと前に出てくる。
これが結局、僕の中での
『LAKLAND最強説』に最も結びつく由来でもあるんですけどね。
ちなみに、この『五弦開放までしっかりと音階を把握できる』現象は
USAはもちろん、SLモデルでもしっかりと体験できます。
・・・SKは少し弱いかな?価格帯的にそれは仕方ないですけどね。
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